COLUMN

これからの新しい不動産投資情報収集の潮流【プロが教える不動産投資コラム】

コロナ禍で世界に大きな変化が

100年に一度といわれる世界を揺るがす新型コロナウイルスが、経済を始め私達の日常生活や社会全体にも大きな影響を与えています。スポーツの試合やコンサートなどは「無観客」で開催され、フェイスブックやYou Tubeを利用したネット配信なども増えています。ゴルフ場でもクラブハウスなどで昼食を取らない「スループレイ」が多くなってきています。Web飲み会も人気を集めているようですし、GWの里帰りもパソコン画面を通じて祖父母とお孫さんが楽しい時間を過ごしたりと、この数ヶ月の間に急速に私達の生活のあらゆる場面で影響をもたらしています。

ビジネス面でも急速にオンライン化が進む

ビジネス面でも社会の構造システムが根本的に変わる変革期とも言えます。テレワークなど非対面式のビジネススキーム・システムが急速に世の中に浸透しています。パソコンやスマホなどを利用したWeb会議・テレビ会議も常識となってきています。

 

筆者もZOOMを利用したミーティングやオンラインセミナーの依頼もこの時期に急増してきています。私の仕事柄、いくつかの不動産業界における団体に所属していますが、筆者の所属している「日本不動産学会」の定期総会もZOOMを利用してオンラインで行われます。

 

また別の会ではZOOMを利用した勉強会や、さらに驚く事に勉強会の後の懇親会もZOOMなどを使ってオンラインで開催されるそうです。まだまだこのような状況にはピンと来ない方も多いかもしれませんが、時代の流れに乗り遅れないためにも、新しいシステムに興味・関心を持つ事はとても大切だと考えます。

通信の高速化がもたらすものは

ZOOMやLINEのビデオ通話などは多少通信にタイムラグがある事が気になります。今後5Gになると改善されると言われていますが、おそらくこうしたオンラインの環境は今後急速に発展していくのではないでしょうか。

 

また5Gによる個人通信手段の高速化から、ますます「高速・大容量・多数同時接続」となって行くでしょう。電話が集中すると「輻輳(ふくそう)」といってつながりにくい状態となる事があります。特に元旦などにメールや電話がつながりにくい事がありますが、今後はこうした事も解消されて行くでしょう。

 

今後は高速に大量の情報がスマホなどにも送れるようになり、同時に多くの人とオンラインで会議などが可能となっていきます。ユーザーの利便性が向上して行くと同時に、多くの情報が自宅などに居ながらにして入手できる時代となります。

Google Mapを活用して現地の情報の入手も可能

インターネットの「Google Map」の「ストリートビュー」機能を利用すれば、現地周辺や駅、商店街などのリアルな様子(写真)を簡単に見る事ができます。これもインターネットの地図や現地の紹介などの情報と併せてみると、多くの情報を得る事ができます。特に自宅から投資物件が遠い場合などには非常に便利です。

 

また、ネットでは政府や各省庁、自治体などの公的な資料や、不動産会社などのコンテンツも無料で見る事ができます。こうした資料を集めて、不動産投資市場や経済的や背景、金利の先行きや住宅需要などの情報も入手すれば、不動産投資の役立つ情報となります。

 

このように新しい時代の流れもありますが、そこだけに頼った投資判断はやはり限界があるかもしれません。不動産投資はビットコインなどと違って「実体のある投資」ですので、ある程度実際に物件を見たり、セミナーや営業マンから説明を聞いたりと、体験する事も重要です。

不動産投資セミナーで情報収集

不動産投資の情報収集の代表として「セミナー」があります。実際の「生の」情報に接する事ができます。また他の投資家の様子や意気込みなども肌で感じる事ができるので、参加する意義も大きいと思います。

 

不動産投資セミナーと言うと、

①大規模セミナー 1日に数千人のお客様が訪れるセミナー

②各不動産会社が開催する中規模程度(40~50人)

③各不動産会社が数人程度の集客で開催する小規模セミナー

など様々ですが、最近では数人程度の小規模セミナーもしくは、個別セミナーなども人気があるようです。お客様の希望の時間帯や場所で受講できるので、とても機動的で利便性に富んでいると言えます。

 

また最近では筆者も「Webセミナー」の講演が多くなっています。Webセミナーなどで基本的な情報を収集すれば、これが学習に例えると「予習」となる訳です。その後、営業マンと個別面談した際は短時間で交渉を進める事も可能となります。言わばWebセミナーは時間の有効活用としての役割も担うわけです。Webセミナーを通じて疑問に思った事などを営業の方に質問する事により理解度も深まります。

 

またWebセミナーだけでなく、やはり実際にセミナーに出席してみるとそれだけ印象も深まります。取り掛かりはWebセミナーでも良いですが、コロナが落着いたら実際のセミナーにも是非出席してみて下さい。

実際の営業マンとの交渉で得る情報も大きい

新しいWebシステムはあくまでも手段の一つでありますので、最終的にはその不動産会社営業マンとの個別面談交渉が必要となるのではないでしょうか。物件の情報はインターネットでも見る事ができますが、投資用の不動産は直接販売している会社に聞くのが、実は一番良い情報が得られます。不動産会社の営業マンとセミナーや資料請求などを通じて連絡を取り、資金のシミュレーションなどをすると同時に最新の物件の発売情報なども知る事ができます。

 

また、もちろん問い合わせはメールなどでもできますが、やはり実際の営業マンと相対して得る情報は大きいといえます。現地情報もGoogle Mapなどである程度の予測はできますが、実際に現地を見る事も大切です。駅までの道の様子や商業施設、駅の使い勝手など実際に行ってみないと分からない事も多いからです。

情報収集は「鷹の目と蟻の足」で

筆者は、情報収集には「鷹の目と蟻の足」を持つ事をお勧めいたします。これは鷹のように広域的に見る視点と、蟻の足のように実際に自分の足で細かい情報を得る事を意味します。Webを利用して広域的な情報を集めてオンラインで問い合わせ等をして、営業マンと時にはWebを通じて個別に面談をし、その後は会社もしくは現地等で営業マンとさらに深堀りをした情報を得る事も大切です。

 

これからの時代はコロナウイルスによって生まれた副産物(新しい手法)と従来の手法を踏襲しながら、新しい形の情報収集を進めて行く事がとても大切な時代となります。

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